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爪の治療

足の爪のトラブルには巻き爪(まきづめ)や陥入爪(かんにゅうそう)が有名です。

巻き爪は爪が横方向に大きく曲がり、爪の下の皮膚をつかむように巻いてしまっている状態です。そして陥入爪とは、爪の端が周りの皮膚に食い込んでしまうことで、痛みや腫れが生じたり、さらに傷ができたり膿んでしまったりしている状態のことです。それぞれが合併することも少なくありません。

原因

爪を切りすぎたり、つま先に負担のかかる靴が原因とされており、足の親指に起こることが多いです。また、白癬菌が原因のこともあります。

治療

日常生活での爪切り指導

爪の角を斜めに切ると巻き爪が悪化します。先端はまっすぐに切り、白い部分が約1mm見えているのが理想的と言われています。また、足に合った靴の選択などが再発予防に重要です。
処置

■ テーピング

爪が食い込んでいる皮膚をテーピングで引っ張り、爪と皮膚の間に隙間を作ります。症状が軽い陥入爪の場合は、改善が見込まれます。

■ 爪矯正

爪の先端に2か所穴を開けて超弾性ワイヤーを通します。ワイヤーの力で爪を平坦な状態へ矯正します。

爪が短い場合は爪の両端にワイヤーをひっかけて捩じりあげて爪を平坦な状態へ矯正するやり方もあります。

症状に応じて数カ月毎にワイヤーを付け替える必要があります。

手術

上記の保存的治療で治りが悪い場合は手術を行います。

■ フェノール法

局所麻酔を行い、原因となる爪を一部分切除します。爪の根元にある爪を作り出す爪母という部分を薬液で破壊し、巻いていた部分の爪が生えてこないようにします。治療後は、もともとの爪の幅よりも狭い爪が生えてきます。

 

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