代表的なまぶたの疾患に眼瞼下垂症(まぶたの開けにくさ)や睫毛内反症(逆さまつげ)などがあります。

眼瞼下垂症とは、上まぶたが瞳孔（黒目の中心）に覆い被さり、上まぶたがそれ以上持ち上げられない疾患のことを指します。先天的なもの、加齢性変化によるもの、皮膚のたるみが主なものなど同じ症状でも原因は様々です。それぞれに合わせて手術加療を行います。

睫毛内反症とはいわゆる逆さ睫毛ですが、小児にみられる睫毛内反症と、加齢による退行性眼瞼内反症の二種類があります。それらは病態が異なるために手術法は異なるものになります。いずれも角膜・結膜に傷ができたり、刺激により眼痛や流涙を引き起こすことがあるため、保険適用で治療を受けることが可能です。

当院では眼科医と連携し、治療を行うことが可能です。